線維筋痛症

症状:線維筋痛症

 

 

 

線維筋痛症とは「全身的慢性疼痛疾患」であり、全身に激しい痛みが起こる病気の事です。

 

男性よりも女性に多く、特に中高年の方に多くみられます。

そのため「自律神経失調症」「更年期障害」「不定愁訴」など他の病気と診断されることも少なくありません。

身体の広範囲が痛む事や、ある部分だけが痛むことがあり、

その痛みは軽度〜重度と様々ですが、耐え難い痛みであることが多いです。

痛みの部位が移動したり、天候や気圧などによって、痛みが増強することもあります。

痛みによる不眠症からストレスが溜まり、それがまた痛みを増強させる場合もあると考えられています。

 

痛みが強いと日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると僅かな刺激でも激痛が走り、生活にも支障をきたすようになる為、重症化する前に早めに受診して対策することが必要です。

 

 

 

原因

 

原因はいまだに解っていませんが、患者個人によって、いくつもの要因が複雑に絡み合っていると考えられます。

生活習慣の乱れや、身体機能の低下により肉体的負担が重なっている事や、精神的な負担・ストレス・不眠、不自然な姿勢(仕事や身体の癖)などで筋肉の凝りが続いているなどの結果、中枢神経の痛みの回路が変わり、痛みを増幅させているのではないかと考えられているようです。

肉体的・精神的ストレスや事故、手術等の後遺症が引き金となって発症するケースもあると考えられています。

 

線維筋痛症に伴う症状

・こわばり感 ・倦怠感 ・疲労感 ・睡眠障害 ・抑うつ状態  ・自律神経失調状態  ・頭痛

・過敏性腸炎 ・微熱 ・ドライアイ ・記憶障害 ・集中力の欠如

・レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)など

 

 

治療法

 

通常、病院では「線維筋痛症に伴う疼痛」に対しては、リリカという薬が処方されます。

適切に使用する事で症状を軽減する可能性がありますが、副作用として眠気、ふらつきが出る場合がありますので注意が必要です。

 

胃痛や、睡眠のバランスが崩れる、口や目が乾く、手足や指先がしびれたり、沢山の不定愁訴がでることがある為、その場合には、それぞれの症状に応じた処方がされます。

 

「線維筋痛症」は薬を飲めば治る、痛みを止めればいい、という安易な考え方ではなく、生活のリズムや環境を整えて行く事によって、治癒力や身体機能全体を底上げすることが必要不可欠です。