腱鞘炎・【狭窄症腱鞘炎(ドゥ・ケルバン病)】

症状:腱鞘炎・【狭窄症腱鞘炎(ドゥ・ケルバン病)】

このような症状でお困りではありませんか??

 

✅ 朝、指先がこわばっている

✅ 指が曲げにくい・動かしづらい・引っかかる

✅ 指の伸展(あるいは屈曲)で、弾発現象が起こる

✅ 子供を抱くと手が痛む

✅ 指を動かすと痛みが出る。

 

その症状は、腱鞘炎・【狭窄症腱鞘炎(ドゥ・ケルバン病)】かもしれません。

 

腱鞘炎の原因

 

 腱鞘炎にはいくつかの原因がありますが、最も多いのは、繰り返し手を使用することによって起こる機械的刺激が、腱周囲組織に加わり炎症を起こすものです。

その他の原因として、関節リウマチによる腱鞘炎結核性腱鞘炎や他の細菌感染による化膿性腱鞘炎などがあります。

これらの腱鞘炎には原因別に治療法が異なるため、各々を鑑別診断する事が大切になります。

 

 

腱鞘炎の主な種類

1.狭窄性腱鞘炎

手の伸筋腱腱鞘(手の親指を伸ばす腱)の第一区画と呼ばれる場所の中を長母指外転筋と短母指伸筋腱が走行していて、この部分での腱鞘炎を狭窄性腱鞘炎 de Quervain(ドゥ・ケルバン)病と呼ばれています。

 

 

症状として、母指基部から手関節橈側にかけての疼痛、橈骨茎状突起部の腫脹・腫瘤形成と圧痛があります。

母指を内側に握り、手関節を尺側(小指側)に倒すと手首の橈側(親指側)に痛みが生じる【フィンケルシュタイン(Finkelstein)テスト】というテスト方があります。

 

 

狭窄性腱鞘炎・de Quervain(ドゥ・ケルバン)病は、赤ちゃんを抱く事が多いお母さんによく見られます。

当院に来られる腱鞘炎の患者さんの多くは、小さなお子さんがいらっしゃる方がほとんどです。

 

 

 

 

2.屈筋腱腱鞘炎(ばね指・弾発指)

 

屈筋腱腱鞘炎では、MP関節の部位で腱に対する腱鞘の相対的な狭小化が起こり、指の伸展あるいは屈曲の際に弾発現象を起こす為ばね指(弾発指)snapping  finger, trigger fingerと呼ばれています。

女性に多く、また特に右手に多く、指別の発生頻度は親指・中指・環指・小指の順となっています。

症状として、手指のこわばりや弾発現象のみが起こる場合や、MP関節(指の付け根の関節)の掌側に押すと痛むしこりのようなものを触れる場合もあります。