【症例】〜右足首が痛い・スネが夜疼く女性が完治した理由

2018.08.11

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整体院等では、よくある話ですが、施術を行った直後は痛みが無くなるが、

整体院を出た途端に痛みが出てきたり、家に帰り日常に戻ると痛みが戻るというケースは良くあります。

実際に周りの方から聞いた事がある方や、そのことを実感された方もいらっしゃるかと思います。

 

それでは、その事が意味することはなんでしょうか?

 

それは、「身体の使い方に症状を引き起こす要因」があるという事です。

 

それでは、そうならないためにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

大切なのは、理にかなった機能的な体の使い方をすること

 

 

体の使い方とは、大きく分けて

  • 立ち方
  • 歩き方
  • 座り方

です。(ここに運動選手であれば、実際の競技のフォーム等も入ってきます。)

 

 

 

今回、

カラダの使い方を変化させることで、症状の変化が起こった症例をご紹介したいと思います。

 

 

 

【患者様 S様・40代 女性】

 

症状:足首を曲げ伸ばしすると足首前面が痛む。

歩くときも足首前面から脛(すね)にかけて痛む。夜寝ている時に脛(すね)のあたりが熱くなる。

既往として学生時代に階段を踏み外し、足首の骨折を起こしています。

脛(すね)のあたりが熱くなる症状に関しては、軽度の「*コンパートメント症候群」という症状が考えられました。ここでは詳しく述べません。

 

 

《施術内容》

  • 足首の関節の調整
  • 脛の筋肉(前脛骨筋)の針治療【運動針・筋パルス】
  • 歩き方指導

 

こちらの患者様は、開院以来お越しいただいている方で、その時から足首や脛が疼くといった症状を仰っておられました。

施術後は症状が改善し、暫くは良い状態が続くのですが、また施術の期間が空くと症状が繰り返す。

患者様自身「この足首の痛みや、脛の疼くような症状」は一生背負っていくものだと思い半ば諦めていたようです。

 

仕事のお休みの都合で来院が遠のいていましたが、今回、久しぶりの来院となりました。

施術後、足首の痛みは消失。

施術で痛みが消失する結果が得られているので、施術のアプローチの問題ではなく、

おそらく体の使い方や歩き方に問題があると考え、歩き方を確認した所、やはり患者様の歩き方に「違和感」を感じました。

 

患者様の歩きを確認してわかった事は、

まず「股関節」の動きが乏しく「膝」から下しか動いてないような状態でした。

「すり足」で歩いており、常に地面との間で起こる「摩擦」を受けていました。

歩くたびに「摩擦」によって、体にブレーキがかかっている状態。

「摩擦」に抵抗するために、過剰な筋力を必要とする為、歩けば歩くほど筋肉は疲労を起こし、その疲労が一定の許容範囲を超えるとそれが「痛み」となっていたのです。

 

 

【歩き方指導】

 

上記の問題を解決する為

「身体を機能的に使っていく」ことを目的に歩き方の指導させていただきました。

 

 

具体的に、

  • 股関節(足の付け根)から脚の振り出しを行う事で、足首を持ち上げる脛の筋肉にかかる負担を減らすこと
  • 足首の動きを使って地面の蹴り出しを行うことで、体に推進力を生み出すこと
  • 地面との摩擦を減らすことで無駄な筋力を使わず、パワーロスを減らすこと

 

 

指導から一週間後の来院で、歩行時も夜間の痛みも、前ほど無くなったそうです。

*これを書いているのは、指導から3週間後ですが、今も痛みは出ていないそうです。

 

 

最後に

 

今回の症例では、歩き方を変えただけで、諦め掛けていた足の痛みがなくなりました。

実は、症状を出してしまう原因は、1つではありません。

様々な要因が重なって、それが症状として現れるのです。

その要因となるのは、普段は特別意識をしない「カラダの使い方」にもあります。

「立ち方・座り方・歩き方」を第三者の目を通して、もう一度見直すことも症状改善の為には必要ですし、それだけでなく再発防止にも非常に重要です。

 

当院が、慢性的な症状でお悩みの方の力になれれば幸いです。

 

リタ箱崎【鍼灸・マッサージ・整骨院・整体院】 吉村大樹