【ブログ】〜原因不明の不調から「うつ病」と診断された患者様

2018.10.04

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本日、お越し頂いた患者様は、30代前半の男性。

三ヶ月程前から続く原因不明の不調から”うつ病”と診断された方でした。

 

当院にお越しになられる前は、複数の病院で様々な検査を行って来られたのですが、体の異常は何処にも見つからず、最後に診てもらったお医者さんには、うつ病と診断されていました。

 

患者さん自身「うつ病」との診断に納得がいかないようで、私にも「先生、自分の症状って鬱なんですか?」とも質問されました。

 

実際の症状は、

  • 原因が分からない不安感(一番気になっていた症状)
  • 不眠症・中途覚醒
  • 動機
  • 脈が飛ぶ
  • 息苦しさ
  • 胃の不快感
  • 朝起きてすぐの吐き気
  • 下痢・軟便
  • 左肩・背中の強張り、違和感
  • 手の痺れ

などを訴えておりました。

 

9月16日の初診から、今日までの間に5回の施術(週1〜2回のペース)を終えたところでの患者様の自己評価では9割の回復との事でしたので、これからは一旦間隔をあけて、次回は2週間後に見せて頂く様にしました。

 

 自律神経の乱れがベースにあった事と、また症状が複雑で、複数の体の不調が重なり絡み合っている様子でした。

また、不調の原因がはっきりしないことから、漠然とした「不安」を招き、そこから抜け出せない状態のように感じました。

 

当院の施術では、初回から「自律神経」の乱れを整える鍼治療をベースに、肉体的不調に対する整体施術を行ったところ、2回目来院時には「下痢・軟便」が治り、そこからは回数を重ねる毎に体調が回復し、同時に「不安感」も薄れていきました。

 

これまでに同様の症状の患者さんを診てきましたが、共通する体の特徴として「横隔膜」の硬さが見られました。

「横隔膜」は、呼吸運動に関わる重要な筋肉で、この横隔膜の硬さがあると呼吸が浅くなることから、息苦しさを訴えることがあります。

また、横隔膜には「食道」が通過する穴(食道裂孔)があり、この横隔膜の硬さが消化器系にも影響を与えてることから、胃の不快感などの症状の説明がつきます。

ですので、ここの硬さをリリースしてあげるだけでも、呼吸が楽になったり、胃の不快感が消えたりします。

 

 

 

最後に、私は普段の施術のモットーに「心身一如」という言葉を掲げていますが、今回この患者様の施術を通して、改めてその重要性を認識しました。やはり「心」と「身体」は、密接に繋がっています。

 

現在、「不安症」や「うつ病」など精神的な疾患の場合、薬に頼る治療が中心になっています。「心」と「身体」の両面からアプローチが図られれば、もっと救われる患者さんがいるのではと感じました。

 

鍼灸を含め各種療法が、体調不良でお悩みの方へお役に立てれば何よりです。

リタ箱崎では、「心と体の調和」を図るお手伝いをしています。

今日はこのあたりで失礼します。

 

 

リタ箱崎【鍼灸マッサージ整骨院・整体院】 院長 吉村大樹